アクアリウム

海水魚水槽100リットルまでのおすすめヒーター

こんにちは!ゆうきちです。

このページでは、以下のような疑問に付いて書いてみました。

・水量に対してどれくらいのヒーターを使えば良いのか。

・ヒーターを実際に使っている人の実体験を聞いてみたい。

・温度固定式のヒーターか、サーモスタット別のヒーターどっちが良いか。

水量10リットル、40リットル、70リットル、100リットル毎に私の経験を踏まえて紹介します。

ネットでアクア用品を購入される方が多いと思いますが、実際に手に取って見れないので使用感が分かりにくいですよね(・_・;

私も間違って購入した事がしばしばあります‥

特にAQUA-UやSHELLII、RED Seaの水槽を使用されている方は私と同じ水槽なので、水量だけでなく参考になると思います!

水量別おすすめヒーター

それでは水量、水槽別に私が使っていたヒーターを紹介していきます。

水量10リットル、AQUA-U

小型水槽となるとヒーターも小さい容量にしておいた方が良いです。私が使っていたのはGEXの55Wヒーター26℃固定式の物です。

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このヒーターの対応水量は18リットル以下となっていますので、少し余裕が有ります。

ギリギリの対応水量で使用していると頻繁にヒーターON OFFを繰り返してしまいますし、ONしている時間が長いと寿命が短くなってしまうと考えたからです。

逆に対応水量が大きすぎると、適温になってヒーターがOFFしても余熱で必要以上に水温が上がってしまい、生体に負担が掛かると思われます。

そういった理由から、このヒーターを選択しました。AQUA-Uを使用してクマノミを一年飼育しましたが、問題無く飼育する事が出来ました。

水量40リットル、SHELL II

小型水槽からSHELL IIへサイズアップした際にヒーターも慎重しました。

ただでさえ水槽を買い替えるので、少しでも費用を抑えたい気持ちは痛いほど分かるのですが、ヒーターは買い替える事をおすすめします。

・使用年数が長くなるとヒーター故障による水槽崩壊に繋がる。

・対応水量が小さい物を使用すると、ONしている時間が長くなりヒーターの寿命が短くなる。

・ONしている時間が長くなると容量が大きい物に比べて結果的に電気代が掛かる。

SHELL IIは水量が40リットルほどですが、私が使用していたヒーターは対応水量が64リットル以下160W26℃固定のヒーターを使用していました。

Screenshot

これを選んだ理由も、小型水槽の時同様に実際の水量より大きい物を選びました。

この時も、一年間故障する事なく使用出来ていました。

水量70リットル、オーバーフロー水槽

SHELLⅡからオーバーフロー水槽へのサイズUP時にも先ほどと同じ理由でヒーターを更新しました。小型も物ならそこまで金額は高くなかったのですが、この辺りから交換するのが勿体ない金額になってきました。

この水槽で使用したヒーターは対応水量110リットル以下220Wサーモスタットが別になっているタイプを選定しました。

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サーモスタットが別になっているタイプを選定した理由は、ヒーターのみ交換出来るからです。

ヒーターのみ交換出来るので、金額が少し抑える事が出来ます。これくらいの容量になってくるとヒーターが壊れた時に買い替えるとなったらまあまあな金額になるので先を見据えて少しでもコストが下がればと思って選んでいます。

また、この頃から本格的にサンゴの飼育も始めました。調べた所、サンゴは23℃から25℃くらいが良いとあったので、自由に温度を調節出来るタイプの方がサンゴを飼育し易いと思った事も理由のひとつです。

水量100リットル レッドシーMAXNANO ペニンシュラ

最後に今現在管理している水槽のレッドシーのMAXNANOペニンシュラで使用しているヒーターを紹介します。

この水槽で使用しているヒーターは対応水量150リットル以下300Wサーモスタットが別になっているタイプになります。

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選んだ理由は先述の通りです。このヒーターを使用して半年になりますが、まだ一度も故障はしていません。

ヒーターの種類について

ヒーターと言っても、色々なメーカーから色々な種類の物が出ているので、一概にこれがおすすめ!とは言えませんし、使った事が無い物を仕様だけでおすすめする事は出来ません。

なので使用した事が有るものだけですが、温度固定式とサーモスタット付きの温度が設定出来る物で使用感を書いてみます。

温度固定式のヒーター

メリットとして温度固定式の物は、とにかく水槽がすっきりする事が魅力だと思います。

サーモスタット式の物だと温度センサーが別に付いていますし、設定用のコントローラーも有る為ごちゃごちゃしてしまいます。

水槽をとにかくすっきりオシャレにしたい方は、温度固定式をおすすめします。

もし水槽を大きくする等して、ヒーターを買い替えるとなった場合でも、固定式の物は水替え時に海水を温める為に使用したりと、使い回しもし易いです。

デメリットとしては、26℃固定の物が多いので魚水槽では良いと思うのですが、サンゴも飼育してみたいとなった時に26℃は少し温度が高いので私的には使用出来ないと思います。

又、ヒーターが故障した場合、買い替えるとなるとまるまる交換になる為、サーモスタット付きの物に比べるとお高くなってしまいます。

・【良い】見た目がすっきりして、水槽がごちゃごちゃしない。

・【良い】使用しなくなっても使い回し易い。

・【悪い】サンゴを飼育するとなると私的には使用し辛い。

・【悪い】サーモスタット付に比べると高い。

サーモスタット付きヒーター

メリットとしては、温度の変更が出来る事にあります。

魚水槽であれば26℃くらいで飼育は可能ですが、サンゴを飼育するとなると少し温度が高いように思います。

ですので、写真のようにサンゴを飼育したい方はサーモスタット付きのヒーターをおすすめします。

又、ヒーターが故障した時はヒーターのみ交換出来るので温度固定式の物よりは費用が少なくて済みます。

デメリットとしては、やはり温度センサーや設定用のコントローラー等、水槽周りがごちゃごちゃしてあまりオシャレに見えないと思います。

水槽の変更等で使用しなくなった場合、あまり使いまわすには勝手が良くない為、不用品になってしまい勿体ない事になると思われます、使おうと思えば使えますが。

・【良い】温度が変更出来るので、サンゴ飼育にも使える。

・【良い】ヒーターのみ交換出来るので、費用が抑えられる。

・【悪い】温度センサーやコントローラーが有り水槽周りがごちゃごちゃする。

・【悪い】使わなくなった場合、使いまわすには使い勝手が良くない為、不要品となってしまい勿体ない。

まとめ

以上のように、私が使って来たヒーターを紹介しました。

簡単にまとめますと。

・実際の水量より1.5倍くらいの対応水量のヒーターを選択する。

・温度固定か、サーモスタット付きかは一長一短ある。

・サンゴも飼育するならサーモスタット付きがおすすめ。魚のみなら固定式でも大丈夫。

・水槽をオシャレにすっきり重視なら温度固定式。

・維持費を抑えたいならサーモスタット付きがおすすめ。

といった感じになります。

最後に、私はまだ経験無いのですが、ヒーター故障による水槽崩壊は良く聞きます。

維持費を抑えたい気持ちはとても良く分かるのですが、故障して魚やサンゴが星になってしまってからでは遅いです。

早い方は1年で交換される方もいらっしゃいます、私も少なくとも2年くらいで交換しようと思っています。

以上、私の経験が少しでも参考になれば幸いです、お互い良いアクアライフを送りましょう!(^^♪

また、私のブログは中々上位に表示される事が無いと思います。せっかくの出会いですのでお気に入りなどして頂けたら幸いです。m(__)m

では、失礼します。